ハチ駆除の費用はいくら?場所・種類別の料金と失敗しない業者の選び方
ハチの巣を見つけたとき、まず気になるのが「いくらかかるのか」だと思います。調べてもサイトによって金額がバラバラで、結局わからない——そんな方のために、このページでは最初に金額をお伝えしてから、なぜ業者によって違うのか、何に気をつければよいのかを解説します。
結論:当店の料金は「ハチの種類」だけで決まります
当店は一律料金制です。巣の大きさや、何匹いるかでは金額が変わりません。
| ハチの種類 | 料金 |
|---|---|
| アシナガバチ | 15,000円(税別) |
| スズメバチ | 22,000円(税込24,200円) |
| ミツバチ | 要相談(巣の状態により異なります) |
相談・お見積りは無料です。LINEで巣の写真を1枚送っていただければ、その場で種類の判定と金額をご案内します。現地で金額が変わることはありません。
ケース別・こんな巣はいくら?
実際によくあるご相談を、そのまま金額に当てはめてみます。
| よくあるご相談 | 料金 |
|---|---|
| 軒下にできたバレーボール大のスズメバチの巣 | 22,000円(税込24,200円) 大きくても料金は同じです |
| ベランダの隅にできたシャワーヘッド状の巣(アシナガバチ) | 15,000円(税別) |
| 庭木の枝に作られた巣 | ハチの種類の料金のみ |
| エアコン室外機のまわりの巣 | ハチの種類の料金のみ |
| 天井裏・床下など閉ざされた場所の巣 | 種類の料金+閉所作業費(事前にご案内) |
| 2階の屋根の高さなど、脚立が届かない場所 | 種類の料金+高所作業費(事前にご案内) |
ハチの種類がご自身で判断できない場合も問題ありません。ハチの巣の見分け方を参考にしていただくか、写真をお送りください。こちらで判定してお伝えします。
なぜ業者によって料金の出し方が違うのか
他社を調べると、金額の示し方が大きく3つに分かれます。仕組みを知っておくと比較しやすくなります。
タイプ1:一律料金制(当店はこれです)
ハチの種類ごとに金額が決まっている方式です。電話やLINEの時点で総額がわかるのが利点です。一方で、極端に手間のかかる現場では別途費用が必要になることがあります。
タイプ2:現地を見てから見積もり
実際の巣を見て金額を決める方式です。現場に合った正確な金額が出せますが、来てもらうまで総額がわからないため、その場で判断を迫られやすいという面があります。
タイプ3:基本料金+作業ごとの加算
「基本料金◯円〜」と表示し、そこに高さ・場所・巣の大きさなどを加算していく方式です。表示金額は安く見えますが、最終的にいくらになるかは加算次第です。
金額が変わる主な要因
どの業者に頼む場合でも、次の要素で金額は上下します。見積もりを取るときの確認ポイントとしてお使いください。
- ハチの種類——攻撃性が高いスズメバチは、装備も手間も増えるため高くなるのが一般的です
- 巣のある場所——天井裏・床下・壁の中など閉ざされた場所、脚立が届かない高所は費用が上がります
- 作業の範囲——巣の回収・処分、再発防止の処置まで含むかどうか
- 時間帯・緊急度——深夜や早朝の対応で割増がある業者もあります
- 出張距離——遠方の場合は交通費が加算されることがあります
当店の場合、上の要素のうち金額に影響するのは「ハチの種類」と「高所・閉所かどうか」の2つだけです。巣の大きさ・匹数・時間帯では変わりません。
そもそも、公的な「相場」は公表されていません
「相場はいくらか」を調べても答えが見つからないのは、探し方が悪いからではありません。自治体も業界団体も、金額の目安を示していないのです。むしろ自治体は「金額に幅がある」ことを明記しています。
「駆除料金は、ハチの種類、巣の大きさ・高さ、場所等の状況によって、かなりの幅があります。依頼の際は業者に詳しく状況を伝えて、事前によく確認してください」
出典:柏市|ハチの巣の駆除(専門業者の案内)
公益社団法人日本ペストコントロール協会のハチ駆除のページにも、料金や相場の記載はありません。つまり「ハチ駆除の相場は◯万円」と書かれていたら、それは誰かが独自に集めた数字だということです。参考にするのは構いませんが、根拠がどこにあるかは意識しておいたほうがよいと思います。
だからこそ当店は、比べようのない「相場」ではなく、自社の金額を先に出すようにしています。
ハチ駆除の相談は、5年で3倍以上に増えています
金額の話で、もうひとつ知っておいていただきたいデータがあります。独立行政法人国民生活センターが2024年4月に公表した資料によると、全国の消費生活センターに寄せられたハチ駆除サービスの相談件数はこう推移しています。
| 年度 | 相談件数 |
|---|---|
| 2018年度 | 225件 |
| 2023年度 | 752件(5年で3倍以上) |
相談は例年、夏(7〜9月)に急増します。ハチの活動が活発になり、慌てて業者を探す方が増える時期と重なります。
実際にあったトラブル:「約700円〜」の表示が約100万円に
同じ資料には、こんな事例が紹介されています。
また同センターは2025年3月にも、「3ケタ台など極端な格安料金で依頼できることはまずありません」と注意を促しています。
公的機関が挙げる、危ない業者の見分け方
① 極端に安い表示金額に気をつける
「◯百円〜」「業界最安値」といった表示は、訪問後に大きく上乗せされる前提のことがあります。表示金額そのものより、総額がいつ確定するかを見てください。
② その場で契約を迫る業者とは契約しない
国民生活センターは「比較・検討する機会を奪うような事業者とは契約しないように」と案内しています。「今日中なら安くします」と急がされたら、いったん止めて構いません。
③ 納得できないまま支払わない
その場で高額な契約をしてしまった場合でも、訪問販売にあたるケースではクーリング・オフが適用される可能性があります。困ったときは消費者ホットライン188へご相談ください。
依頼する前に確認したい5つのこと
どの業者に頼むにしても、この5つを聞いておけば大きな失敗は避けられます。
- ① 総額がいつ確定するのか(電話の時点か、現地を見てからか)
- ② 追加料金が発生する条件は何か(高所・閉所・時間帯など)
- ③ 巣の回収と処分まで含まれるか(落として終わりではないか)
- ④ 保証はあるか、範囲はどこまでか(期間・距離)
- ⑤ 事業者の情報が確認できるか(所在地・連絡先・実績)
ちなみに当店の場合は、①電話・LINEの時点で確定 ②高所・閉所のみ(事前告知) ③回収・処分まで込み ④駆除後1週間・巣から半径2m ⑤会社概要に記載、となっています。
宮城県・福島県では、費用は全額自己負担です
「自治体の補助金は使えないのか」と思われるかもしれません。当店が対応エリアの各市を調べた結果、宮城・福島の主要7市にはハチ駆除の補助制度がありませんでした(郡山市・いわき市は公式サイトで「行っていない」と明記)。
詳しくはハチの巣は市役所が駆除してくれる?にまとめています。お住まいの市の状況は、仙台市・福島市・郡山市・いわき市・石巻市・大崎市・名取市の各ページでご確認いただけます。
賃貸物件にお住まいの方は、大家さん・管理会社の負担になる場合があります。賃貸アパートのハチの巣は誰が費用を払う?もあわせてご覧ください。
※上記は個人のお客様の料金です。法人・事業者のお客様は別途お見積りいたします。
よくあるご質問
結局、うちの巣はいくらになりますか?
ハチの種類で決まります。スズメバチなら22,000円(税込24,200円)、アシナガバチなら15,000円(税別)です。巣の大きさや匹数では変わりません。天井裏・床下などの閉所、脚立が届かない高所の場合のみ別途費用をいただきますが、必ず作業前にご案内します。写真を送っていただければその場で金額をお伝えします。
見積もりだけお願いすることはできますか?
できます。相談・お見積りは無料で、お断りいただいても費用はかかりません。書面のお見積書もお出しできますので、大家さんや管理会社、職場に提出する必要がある場合もお申し付けください。
他社と比べてから決めたいのですが、失礼になりませんか?
まったく問題ありません。むしろ国民生活センターも、比較・検討する機会を奪う業者とは契約しないよう案内しています。当店は電話やLINEの時点で総額をお伝えするので、そのまま他社と比べていただけます。
急いでいます。金額の確認より早く来てもらうことを優先できますか?
もちろん可能です。刺されそうな状況やお子さんが出入りする場所であれば、まずお電話ください。ただ、当店は一律料金なので「急いで呼んだら高くついた」ということはありません。ご到着前に金額はお伝えできます。
小さい巣なら自分で駆除できますか?
春先の作り始めた小さな巣で、手の届く場所にあり、ハチが1匹しかいない——という条件がすべてそろえば、市販スプレーでの対処も選択肢です。ただし8月以降の巣はこの条件をほぼ満たしません。詳しくは自分で駆除してはいけない理由をご覧ください。