屋根裏・天井裏のハチの巣|見つけ方と駆除費用の目安
「天井の裏でカサカサと音がする」「気づいたら家の同じ場所にハチが出入りしている」——そんなときは、屋根裏や壁の中にハチが巣を作っている可能性があります。
屋根裏・天井裏・壁の中・床下の巣は、軒下の巣とは事情が違います。外から見えないぶん発見が遅れ、気づいたときには大きく育っているのが特徴です。このページでは、費用の目安・巣があるサイン・駆除の流れを順に説明します。
結論:料金はハチの種類で決まります(閉所作業費のみ別途)
当店は一律料金制です。屋根裏だからといって基本料金が変わることはありません。
| ハチの種類 | 料金 |
|---|---|
| アシナガバチ | 15,000円(税別) |
| スズメバチ | 22,000円(税込24,200円) |
| ミツバチ | 要相談(巣の状態により異なります) |
屋根裏・天井裏・壁の中・床下のように閉ざされた場所での作業になる場合のみ、上記に閉所作業費が加わります。金額は状況によって変わるため、必ず作業前にお伝えし、ご了承いただいてから作業に入ります。作業後に請求額が上がることはありません。
屋根裏に巣があるかもしれないサイン
巣そのものが見えなくても、次のようなことがあれば疑ってみてください。
- 天井裏から「カサカサ」「ガサガサ」という音がする——特に日中、静かなときに聞こえやすくなります
- 家の決まった一か所に、ハチが繰り返し出入りしている——換気口、屋根と壁のすき間、戸袋、エアコンの配管まわりなど
- 室内にハチが入ってくることがある——巣から室内側へ通じるすき間があると起こります
- 天井にシミができた——ミツバチの場合、蜜が漏れて天井板を汚すことがあります
- 屋根裏や納戸で、死んだハチをよく見かける
ひとつでも当てはまる場合、ご自身で天井の点検口を開けて確認するのは避けてください。顔の高さで巣と対面してしまう危険があります。
屋根裏・壁の中に巣を作るのはどのハチか
閉ざされた場所に巣を作る種類は、実は限られています。神戸市の資料では、種類ごとの営巣場所がこう説明されています。
| ハチの種類 | 巣を作る場所 |
|---|---|
| キイロスズメバチ | 「軒下、天井裏、木の枝などに巣を作る」 |
| ヒメスズメバチ | 「床下、壁の間、物置の中など閉鎖された空間に巣をつくる」 |
| コガタスズメバチ | 「庭木や軒下などに巣を作る」 |
| オオスズメバチ | 「木の穴や根本、土の中に巣を作る」 |
ミツバチも閉ざされた場所を好みます。調布市の資料では、ミツバチの巣は「木の内部や屋根裏、壁の隙間などに作られ」ると説明されています。
つまり屋根裏で音がする場合、スズメバチかミツバチである可能性が高いということです。どちらかによって作業も費用も変わるため、まずは種類の見立てが大切になります。巣の形から見分ける方法はハチの巣の見分け方にまとめています。
閉ざされた場所の巣が、特にやっかいな3つの理由
理由1 発見が遅れ、気づいたときには大きい
軒下の巣なら、小さいうちに目に入ります。ところが屋根裏の巣は、音や出入りに気づくまで誰も見ていません。春に作り始めた巣が、夏を越えて数百匹規模になってから初めて見つかる——というのが典型的なパターンです。時期ごとの危険度については秋のスズメバチはなぜ危険かもご覧ください。
理由2 逃げ場のない狭い場所での作業になる
屋根裏や床下は、身動きが取りにくく、ハチに向かってこられても後ろに下がれません。防護服なしで入るのは非常に危険です。神戸市も「ボール型に大きくなった巣の駆除は大変危険ですので、専門の駆除業者にご依頼ください」と案内しています。
理由3 室内にハチが入ってくることがある
巣から室内側へ通じるすき間があると、生活空間にハチが現れます。小さなお子さんや高齢のご家族がいるお宅では、特に早めの対処をおすすめします。
すき間に殺虫剤を吹き込むのは、やめてください
ハチが出入りしているすき間に、市販のスプレーを噴射したくなるかもしれません。ただ、これはもっとも避けたい対処です。
- 巣全体に薬剤が届かず、刺激されたハチが一斉に出てくることがあります
- 出口をふさぐと、ハチが室内側へ出口を求めて入り込むことがあります
- 中途半端に効いた巣は警戒状態になり、あとから業者が入る際も難しくなります
公益社団法人日本ペストコントロール協会も、巣作りの初期状態を除いて「防護服を持つ専門業者による防除処理がどうしても必要です」としています。自力対処の危険についてはハチの巣は自分で駆除できる?で詳しく解説しています。
屋根裏の巣を駆除する流れ
当店にご依頼いただいた場合の進み方です。
- 1 ご連絡——音のする場所、ハチが出入りしているすき間、見かけるハチの様子をお伺いします。写真が撮れる場合はLINEでお送りください
- 2 金額のご案内——ハチの種類と、閉所作業になるかどうかを踏まえて総額をお伝えします
- 3 訪問・巣の位置の確認——出入り口や音から巣のある位置を絞り込みます
- 4 駆除——防護服を着用し、巣に薬剤を行き渡らせます
- 5 巣の撤去と回収——点検口などから入れる場合は巣そのものを取り出し、持ち帰って処分します
- 6 仕上げ——ハチが出入りしていたすき間の状況をご報告します
なお駆除後は1週間の再発保証をお付けしています(駆除した巣から半径2mが範囲です)。
賃貸・アパートの場合は、先に大家さんへ
屋根裏や壁の中は建物の構造にあたる部分のため、賃貸物件では貸主側の負担になることが多い場所です。さいたま市も、賃貸住宅について「駆除を依頼する前に貸主や管理組合の承諾を得ておいてください」と案内しています。
費用を誰が払うのかの考え方は、賃貸アパートのハチの巣は誰が駆除費用を払う?に民法の条文とあわせて整理しました。大家さんや管理会社へ提出するお見積書もお出しできますので、お気軽にご相談ください。
※上記は個人のお客様の料金です。法人・事業者のお客様は別途お見積りいたします。
よくあるご質問
屋根裏の駆除は、家の中に入って作業するのですか?
多くの場合、押し入れやユニットバスの天井にある点検口から屋根裏に入って作業します。点検口がない、または巣まで届かない場合は、外側の出入り口から処置する方法もあります。どの方法になるかは現地で確認し、ご説明してから作業に入ります。
屋根裏だと料金は高くなりますか?
基本料金はハチの種類で決まるので変わりません。ただし閉ざされた場所での作業になるため、閉所作業費が別途必要になります。金額は状況によって変わりますので、作業前に必ずお伝えし、ご了承をいただいてから着手します。
天井裏で音がしますが、ハチかネズミか分かりません。
ハチの場合は、外に「出入りしているすき間」が必ずあります。日中に建物の外側を離れた場所から見て、決まった一か所にハチが出入りしていないか確認してみてください。ハチの出入りが確認できない場合はネズミなど別の生き物の可能性があり、その場合は当店では対応できかねます。
巣を取らずに、ハチだけいなくなれば良いのですが。
可能な場合もありますが、おすすめはしていません。特にミツバチの巣は、残された巣に蜜が残ると、漏れて天井を汚したり、別の虫を呼んだりすることがあります。取り出せる場所であれば巣ごと撤去するのが安心です。取り出せない場合の選択肢もご説明します。
シーズンが終われば、放っておいても大丈夫ですか?
スズメバチは同じ巣を翌年再利用しませんが、屋根裏に空いたすき間が残っている限り、翌年また別の女王バチが入り込む可能性があります。また巣がそのまま残ることで、別の虫が集まることもあります。撤去まで含めてご相談ください。